SECTION
セクション
ここでは私たちの舞台を作り上げる11つのセクションを紹介します!
・活動内容
・やりがい
の2点に触れて説明しています!
演出
・演出案の考案、キャストへの指導を担当します。舞台製作の要となるセクションなので、より深く作品を理解することが求められます。
・活動の中で、キャストの成長を感じる時や考案した演出案が実際に現実のものとなったときにやりがいを感じます。
[2019年冬公演"Over" Directer:石田裕輔より]
今回の演出陣は、過去最大の4人で活動しており、時に助けあい、時に刺激しあいながら、より良い公演になるよう日々取り組んでいます。私たち自慢の演出を是非会場にてお楽しみください!
舞台監督
・各セクションの管理を行います。作品を深く理解した上で、演出が再現したイメージをどのようにすれば具現化できるかをスタッフ面から考え、それを実現させるために日々、セクションと連携をとります。
また、舞台本番を成功させるにあたって、起こりうるトラブルを事前に予測、且つ二膳に防ぎつつ、何か起きた際にはすぐに行動を取れるように万全の準備を整えるのも大切な仕事の一つです。
制作
・舞台を作る土台作りをするのが、プロデューサーのお仕事です!舞台とお客様を繋ぐ架け橋として、宣伝や劇場管理などを行います。
様々なセクションが、ひとつの作品に向けそれぞれの役割を果たすドラマセクション。その魅力を、パンフレットやSNSなどでたっぷりと発信していきます。
・お客様から一番近い場所に立ち、縁の下の力持ちとしてドラセクを盛り上げていくことが、わたしたちの目標であり、やりがいにも繋がります!
照明
・劇中の照明を1から考え、本番で演者を照らします。
照明を通して、演者が役の想いをお客様に伝える手助けをするために、その想いが形になるよう、練習を見て、構成を練ります。
照明の構成は、パソコンの専用アプリに入力します。この専用アプリでは照明のオンオフのタイミングや、色の濃さなども細かく設定できるため想像力が必要となります。
小屋入りで、劇場に照明の灯体をつけ始めます。高所で重いものを持つ大変な作業ですが、この灯体が本番の演者の活躍を照らす、と考えるととても重要な作業です。
本番当日はパソコンを使って操作します。
・自分の照明のアイデアと演者がバッチリに決まった瞬間は鳥肌もので、とてもやりがいを感じます。
音響
・劇中で使用するカラオケ音源やBGM、効果音などを探して編集します。カラオケ音源は本番仕様にカット、キャストに合わせてテンポや音程を変更等します。
BGMや効果音は日頃の練習を見て、シーン毎の雰囲気やその舞台の時代背景などを考えて見つけて挿入していきます。
また、劇中で使用するキャストの声を録音することもあります。本番は機材調整など音響操作を担当します。
・音の力によって舞台が華やかになったり、キャストの演技をサポートできていると感じられたときにやりがいを感じます!
舞台装置・大道具小道具
・舞台美術として大道具、小道具の製作を担当します。
大道具は舞台の世界観をセットを通じてお客様に伝えられるように舞台案を作り、それを実際に自分たちの手で形にします。
小道具はキャストのアクトを引き立たせるような道具を購入したり、時には自分たちで材料を揃えて作ることもあります。
・やりがいは、ゼロから作り上げた舞台が建った時、キャストが小道具を気に入ってくれた時に達成感とともに感じます。
化粧・衣装
・登場人物の衣装やヘア・メイクを担当します。キャストと相談しながら各デザインの考案をしたり、公演当日も主にメイク直しや衣装チェンジの補佐をするため、キャストと深く関わることができるセクションです。
・イメージ通りの衣装を揃えられたときや、自分が手がけた衣装を着たキャストが舞台で輝く姿を目にしたときは、大きな達成感を味わうことができます。
字幕
・劇中のセリフの字幕を担当します。英語のセリフを登場人物の気持ちに合わせた日本語に吹き替えるセクションです。
活動内容は、まず、劇の台本が配られたら一度全部日本語に訳します。この作業後、キャストが読むセリフの切れ目や歌に合わせて自分なりの訳を考えていきます。
字幕はお客さまが理解できるように作っているのももちろんですが、英語だけでは表せない微妙な感情を日本語で表す役割もあります。そのため、しっかりとした原作理解が必要で、キャストの気持ちに寄り添うことが大切です。
・自分が作った訳と、キャストの感情がピッタリ合わさった時はとても嬉しいです。お客さまに、字幕で感動したと言ってもらえることが一番のやりがいです。
歌唱指導
・キャストが歌う全ての曲のパート分け、ハモリ作り、歌における感情の流れをキャストと一緒に考えたり、歌の解釈を深めたりと、歌い方の指導を担当しています!
特にハモリは、沢山の時間をかけて作成します。既存のブロードウェイの曲に沿ったハモリではなく、私たち明治ESSが伝えたいものを、伝えられるようなパートを作ることを心がけています。
・多くの時間をかけて作った曲をキャストが素敵なハーモニーを奏でて歌ってくれた時、とてもやりがいを感じます!また、キャスト一人一人の歌が上達していくのを1番近くで見て、指導することができるのもとても嬉しいです。
振付師
・曲中の振り付け、そしてダンスだけではなくシーン全体のキャストの動きを中心とした構成を考えます。ミュージカルにおけるダンスは基本的に動きに意味付けをしなくてはならないため難しさはありますが、動きを通していかにその役の感情を引き出せるか、シーンの存在感を出せるかを日々考え、振付をしています。
・キャストを通して想いが形になったときにやりがいを感じます。また、キャストたちが自分が考えた振りを楽しそうに踊ってくれている姿を見ると、さらにやりがいを感じます。
役者
・キャストの練習はまずストレッチから始まり、筋トレ、発声練習、感情表現の練習をします。 この基礎練習はキャストにとってとても大事なので毎回欠かしません!
そのあとはシーン練習です。ひとつひとつのセリフに向き合いながら、一生懸命自分の役をシーンを通して表現する練習をしていきます!
・キャストのやりがいは舞台を終えた後、特に感じられると思っています。 練習は地道で試行錯誤ばかりですが、キャスト同士や演出陣、またスタッフと協力して乗り越えて行きます!演技に具体的な正解は無いので、最後の最後まで気が抜けませんが、公演本番を終えた後の、キャストをやって良かったという強い気持ちが自分にとってこの上なくたまらない瞬間です!